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企業理念と社員の業務目標

今日は仕事の目標について考えましょう。
社員の業務目標はどのように決めるべきでしょうか?
 
会社には企業理念があります。
企業理念を達成するために中長期経営計画を立てます。多くの場合、中長期経営計画は具体的に数値で表すので、企業理念と関係がないと思いがちですが、決してそうではありません。
中長期経営計画は企業理念を達成するためのものです。
 
そして今年の目標は、中長期経営計画を達成するためにあります。
今年の目標を達成するために各部門に目標を落とし、その部門目標が社員個人の目標に分けられます。
 
つまり、下のような流れになります。
 
企業理念 ⇒ 中長期経営計画 ⇒ 今年の目標 ⇒ 各部門の目標 ⇒ 個人目標
 
目標は、すべて企業理念につながっています。
 
ですので、社員が個人目標を立てて頑張るというのは、企業理念の達成に貢献しているということです。
社員が会社と会社を通して社会に貢献しているということです。
 
社長や幹部は、この点を社員にぜひ伝えてください。
これを伝えることが社員の存在価値につながって、大きなモチベーションアップにつながります。
 
仕事は思い通りに進まないものです。
目標を立てても、自分の思い通りには達成できないことは多いです。
目標は達成すべきことであり、会社の発展にもつながりますので、達成に向けて徹底的に追うことは必要です。
 
しかし、目標を追うだけだと近視眼的になってしまい、社員が疲弊してしまいます。
「目標は企業理念とつながっている」「目標を達成すると会社と社会への貢献度が高くなる」ということを社員にしっかりと理解させた上で、目標を追うことが必要です。