企業理念の話をすると、よくこの質問をされます。
会社にとって売上や利益はとても大切です。会社員の時はあまり感じませんでしたが、個人事業主になって、どれほど売上と利益が大切か分かるようになりました。
特に大切なのが、利益です。
利益がなければ何も出来ません。売上が上がったとしても、利益が出ていなければ意味がありません。何も出来ないばかりか、会社が潰れてしまいます。
会社にとって売上と利益は命綱です。
売上や利益を上げるには、どうすれば良いでしょうか?
それは、「社会に貢献する」ことと「社員が育つ」ことです。
この2つを同時に成し遂げるものは何かと言えば、「企業理念」です。
ですので、「企業理念で売上は上がります」。
ただし中途半端では上がりません。朝礼での唱和だけしかやらない、行動レベルまで落とし込まない、ような状態では、企業理念は浸透しませんし、会社の売上や風土には全く影響を与えません。むしろ社員の反発を買うだけで、会社にとってはマイナスになります。
企業理念で売上を上げるためには、徹底的に企業理念を浸透させる必要があります。
企業理念が浸透したかどうかは、社員の行動で測ります。
社員の思考や行動を変えるには時間がかかります。
しかし社員全員が、お客様や取引先様、会社のことを考えて行動するようになれば、売上は上がると思いませんか?
会社の存在価値は上がると思いませんか?
社員は会社で働くことに、誇りと自信を持つと思いませんか?
企業理念と売上・利益は明らかに関係があります。