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企業理念と従業員幸福度

一時は従業員満足度が大流行りしていました。コロナ前でしたね。
従業員満足度とともに、トップとして気にしていただきたいのは「従業員幸福度」です。

従業員満足度とは、働く環境がどれくらい整備されているかという点に注目し、労働条件や賃金、職場の設備などの働きやすさを従業員が判断するものです。
従業員幸福度とは、従業員の仕事における幸福度を測る指標です。具体的には、従業員がその仕事で感じているやりがいや喜びなどを数値化したものです。

この2つは両方とも大切であり、「どちらかが高いとそれで良い」ということではありません。
仕事に対してやりがいや喜びを感じ、働く環境や会社の制度にも満足していると、社員が辞めない会社になると思いませんか?

どうすれば従業員幸福度は高くなるでしょうか?
どうすれば従業員が仕事にやりがいや喜びを感じるでしょうか?

それは、今まで話してきたように「企業理念」を浸透させることです。
企業理念を浸透させることで、自分の会社や社会への貢献が分かります。自分の存在価値も分かります。それが、仕事へのやりがいや喜びにつながるはずです。

ある会社が「やりがい」についてアンケートを取りました。
その中に「どのような時にやりがいを感じますか?」という質問があります。

回答者は約1万人いますが、上位3つは以下の通りです。
1位 お礼や感謝の言葉をもらうこと
2位 仕事の成果を認められること
3位 目標を達成すること

この3つは共通していますよね。
企業理念に沿った目標を立て、それが達成すれば成果となり、周りの人からお礼や感謝をされる。
しかし自分が勝手に作った目標では1位や2位は難しいですよね。
この3つには土台に企業理念があれば、同時に得ることができます

企業理念をしっかりと浸透し、従業員幸福度を高めていきましょう!