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企業理念と社会貢献

「社会貢献」と聞くと、どのようなイメージでしょうか?
ボランティアや寄付を行うなど本業とは違うことで社会の役に立つというイメージの方が多いですが、それは20年以上前の「社会貢献」です。
今の社会貢献は、「本業を通して世の中の役に立つ」ことです。
お客様ではなく、「世の中」がポイントです。広い視野を持つ必要があります。

企業理念には、「欲」と「志」が含まれていなければなりません。
「欲」とは、会社が繁栄することで自分たちは何を手に入れるのか、という点です。
「志」とは、会社が繁栄することで社会はどうなるのか、という点です。
企業理念には、自分にとってもプラスになるし、社会にとってもプラスになる要素が入っている必要があります。

企業理念の「志」の部分が、社会貢献そのものになります。
企業理念はどのように社会貢献をするのかを示したものになります。

そこを理解した上で、自分が行っている業務がどのようにお客様や社会につながっているのかを感じることができれば、「自分がどのように社会に貢献しているか」がはっきりします。
会社が社会貢献をしているということは、そこで働く社員が社会貢献をしているということです。

さて、何人の社長と社員がこのことに気づいているでしょうか?
これに気づいていれば、仕事に対する考えや想いは変わると思いませんか?
自分の貢献が分かれば、やる気が高まるのが人間です。
社長には社員に対して、このことをしっかりと伝えていただきたいと思います。

全社員のやる気が上がれば、会社はどうなるでしょうか?
売上や利益は今と変わらないでしょうか?