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企業理念と会社の風土

組織風土という言葉があります。風土とは何でしょうか?
ある出来事が起こった時に、社員の多くが取る考え方や行動のこと」です。

たとえば、お客様が来社されたとしましょう。
その時に多くの社員が立って挨拶をする会社もあれば、自分の仕事に没頭して挨拶をしない会社もあります。これが組織風土です。お客様が来社されるという出来事に対して、多くの社員がどのように行動するのか、です。

組織風土は企業の考え方なので、本来は良い悪いはありません。
来社されたお客様に挨拶をしなくても、それが悪いということではありません(店舗だと話は別ですが)。
企業が「悪い」と思わなければ、それでいいのです。

今まで、「企業理念の浸透は、社員の行動で測る」と述べてきました。
企業理念を浸透させることで、社員の行動を会社が目指すべき方向に向けます。
つまり、企業理念を浸透させることは企業の風土を作っていくことになります。

社員全員がお客様や世の中が幸せになることを考え、自分の存在価値を上げようという組織風土が作れたら、その企業はどうなるでしょうか?
間違いなく経営者が今持っている問題はなくなると思いませんか?
経営者としてもっと次元が高い仕事を行えるようになると思いませんか?

企業理念の浸透度は、売上にも影響を与えますし、関わるすべての人たちの幸せにも関わります。
これでも、真剣に企業理念に浸透に取り組まないですか?